静岡 御前崎灯台(おまえざき)



静岡 御前崎灯台は、風が強い。

イギリス人 R.H.プラトンによる設計で、2年の歳月と当時の金25,236円96銭9厘の巨額な費用で完成した。

不燃建材のレンガ積み構造、レンガの工場生産が可能となり、当時の土木建築に大きな革新的影響を与えた。

当時の片田舎の村民にとって建設も巨大な公共工事であり、景気もよくなったようである。また、イギリス人設計者ブラトンの生活が村民にとって珍しく、「石鹸で体を洗うのをみて、西洋人は砥石で磨いているから色が白いのだ」と笑い話も伝わっている。

御前崎灯台は、年間10万人の観光客が訪れ、景観を楽しんでいる。

 
 

御前崎灯台の写真
(絵をクリック)
                                  
御前崎灯台のライブカメラ





<設置点灯>  明治7年5月1日

<灯台高さ>  22メートル

<海面高さ>  54メートル

<光達距離>  19.5海里 約36キロメートル

<光り方>    単閃白光 毎10秒1閃光 


静岡県御前崎町御前崎1581


JR東海道本線菊川駅 バス御前崎灯台入口1時間
車 東名高速牧ノ原IC 国道473号で30分


有料 大人200円
 

 




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