和歌山 潮岬灯台(しおのみさき)




潮岬灯台は、本州最南端の灯台で、海抜30メートルの断崖上にある白亜の灯台である。

江戸幕府が、イギリス・フランス・オランダ・アメリカの4カ国と1866年(慶応2年)に締結した江戸条約で、建設を約束した8つの灯台のうちの一つである。

イギリス人 R.H.ブラントンの設計で明治6年に建設され、当初は八角形の木造であったが、明治10年に隣町の古座町の砂岩を使用し、石造りの灯台として改築された。その後平成7年に耐震補強を含めた改築がされ、現在に至っている。

海上交通の要所でもあり、沖合は海流も早く、風も強い難所であったため、歴史的にも文化的にも重要な役割を担ってきた。

吉野熊野国立公園にあり、晴れた日の眺めはすばらしい。


 

 潮岬灯台の写真
 (絵をクリック)

   潮岬灯台のライブカメラ



<設置点灯>  明治6年9月15日

<灯台高さ>  23メートル

<海面高さ>  49メートル

<光達距離>  19.0海里 約35キロメートル

<光り方>    単閃白光 毎15秒1閃光 


和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877


JR紀伊線串本駅 バス灯台前下車 20分 徒歩3分 


有料 大人150円 

 

 

 

 


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