安乗埼灯台は、三重県の志摩半島の安乗埼突端に建つ中型白亜四角形の灯台である。
イギリス人技師 R.H.ブラントンの設計により、明治6年4月1日、日本で20番目に完成された。
当時、明りは石油ランプを使用し職員3名であった。岬の突端が崩れ始め、昭和24年に再度後退し、現在の四角形鉄筋コンクリート造りに替わった。当時の木造の現存する最古の灯台として保存され、品川の船の科学館の構内に移築されている。
伊勢志摩国立公園内にあり、リアス式海岸の風光明媚な場所にあり、太平洋のパノラマが満喫できる。
<設置点灯> 明治6年4月1日
<灯台高さ> 13メートル
<海面高さ> 33メートル
<光達距離> 16.5海里 約31キロメートル
<光り方> 単閃白光 毎15秒1閃光
三重県志摩市阿児町大字安乗795
近鉄鴨方駅 バス 安乗中学校前下車 20分 徒歩20分
有料 大人200円